災害時支援の具体策として

台風に限らず様々な災害はいつ起こりうるとも限りません。弊社では昨年度山梨県におけるBCP策定事業所として正式認定を受けたことを機に、具体策として何が出来るかを日々模索しておりましたが、今回「一般社団法人 災害時電源等派遣互助協会(PAJ)」様のご指導の下、 有事の際に発動する外部給電器を用いたEV車の電源レスキュー組織の活動に参画協力させていただくことになりました。

写真:当時のNHKニュースより


記憶に新しいところの2019年15号台風では、電力会社や自動車会社等が千葉県内の一部地域にEV車と外部給電器を派遣し、電源救援に大きく貢献しました。
ただしこれは想定のものに行われたものではなかったために救援のレスポンスや各部署の連携などの課題も大きく残ったものとなったことからこの協会を趣旨を基軸に、有事があってから動き出すのではなく日頃から加盟企業や個人が対応できる仕組みとして災害に強い街を目指すことの責務を弊社でも取り組んでいきたいと考えました。この考えは弊社で掲げるSDGsの基本理念にも沿ったものとなります。

 

日産公式サイトより 15号台風時の支援風景

上記のような給電デモンストレーションは毎年参加させていただいている富士河口湖町「まちフェス」イベントでも加盟している団体において携わっており、EVの蓄電池としての二次利用システムを災害時に重要なインフラ支援策として活用できることが改めて重要であることを再認識しております。

 

 

EVに携わる機会の多い弊社だからこそ、これらの普及と理解を正しく広めて災害に強い街づくりに積極的に関わっていきたいと思います。

㈲笹本自動車整備工場