遅ればせながら日本再上陸を果たしたHYUNDAI のIONIQ5(アイオニック5)を試乗してきました。
期を逸してしまい上陸当初のお誘いに同行出来なかったため個人的に再予約での試乗です。
今回5月末までオープンしているJR原宿駅そばのポップアップストア店舗ではEVのIONIQ5と水素車NEXO(ネッソ)の展示車両及び試乗車が配置されていました。
まずは展示ですがやはり次世代車両だけあって既存の展示方法とは大きく違い、まずはV2Lでの外部給電による大きなエアソファがお出迎え。
サイズ感ですが日産アリア、トヨタ/スバルのソルテラとほぼ同じ土俵上。日本の規格に合わせてサイジングされたかのようなジャストフィット感。空間の使い方は極めて有効に広さを演出しています。
随行アンバサダーの方が公言されていましたがベンチマークはズバリTesla。端々にそのフィロソフィーが感じられるものの、オリジナリティーを持ちつつオマージュしている部分の好感が持てます。シフトレバーはこんなおしゃれなディップ式に。
今回のアイコンカラーでもあるグラビティゴールドマットも今までにない高級感を醸し出しています。デザインは正直なところ賛否はあるかもしれませんが、近未来感としてはこの色と合わせて実物をご覧になることを是非お勧めします。チープっぽさは微塵も感じません。
またこのHYUNDAI の特徴としては自社グループに内装材をはじめとするマテリアル製造会社もあるのでそのクォリティの高さは唯一無二でもあり特筆もの
インフォメーションもメニュー中心のものである事で直感的に分かりやすくてgoodです。
また今回のポップアップストア展示ではバーチャルドライブでの機能紹介もあり新しい感覚の訴求も積極的にチャレンジしています。
ご存知の方も多いように過去の上陸時にはどうしても拭えなかったクォリティやネームバリューの点も見事に凌駕すると思われる今回の車両は、今年続々デビュー予定の新型EVと真っ向から体を張ることのできるものでもあり国産メーカーも安心することのできない存在になることでしょう。今後の普及が個人的にも気になる一台です。
㈲笹本自動車整備工場