EVバイクの進化版

お問い合わせの増えてきているXEAM社リリースのEVバイクですが、今回2台のタイプが配車されました。
とはいっても一日のみの限定だったためにお披露目、とまではいきませんでしたがレポートだけはしっかりしてみたいと思います。


まずは一台目のSUPER SOCO TCはネオクラッシックな外観をまとったEVバイク、車両区分は原付2種・125ccクラスに相当します。
EVバイクはAT車両と区分されるため普通もしくは小型2輪AT免許があればOK。しかも税率も安く30㎞/h制限や2段階右折も必要ないため通勤などにもストレスなく乗れることからこのところお問い合わせも徐々に増えてきました。

思うほど質感も悪くなく金額をして考えれば非常にコスパの良いモビリティであることに加え、サイズ感も手頃でATであることから女性にも違和感なく乗ることも出来そうです。もちろん男性にもホビーの向きとしてもGood!いろいろとカスタムもしてみたくなる一台です。

【別日に撮りましたカラー違いのカーキイエローです】

サイズで付け加えるとステップも可変式でハンドルバーもライズアップが可能なことから私のような大柄でもポジションを出すことができます。

さて実際の走行感ですがEVスクーターに比べるとやはり気持ちの良い加速感を味わえます。ストップ・ゴーや中速域が最も扱いやすいので街乗りには最もストレスを感じることはないでしょう。

またトルクがあるゆえの安定したジャイロ感もあり車格以上の走行感を楽しむことができます。サスペンションも比較的シルキーでアタリも柔らかく違和感を感じません。(リアは調整可能)

弊社でも今シーズン一押しのシリーズとなることに間違いありません。


変わってもう一台はNIU UQi Pro(19’モデル)です。デビューモデルは出展展示もございましたが今年モデルのUQiProは待望のアプリ連動モデル。そのベースとなる19年モデル(アプリ非対応)の再レビューとなります。

なぜ今?となるでしょうがこのモデルは息も長いことに加え、毎年小変更があり21’モデルはバッテリーセルがパナソニック製になったという経緯があります。基本性能が良いからこそできるアップデートであると思いますのでここで一度取り上げてみることにしました。

洗練されたスタイルもさることながら極限まで無駄を排したボディはグッドデザイン賞を受賞しただけのこともあり決して色褪せて見えません。またメイン骨子も太く頑丈な材質であるためハードユースにも十分耐えうるものとなります。

弊社でもご高齢のお客様で「セニアカーにはまだ早いが、エンジン付き原付バイクでは重く取り回し辛い」とのことでこちらをお選びいただいたお客様には大変ご満足いただいております。速度もソコソコしか出ませんしコンパクト(少し小さめ)ではありますが逆手をとればそんなニーズもある、ということが重要なんですね。またキャンプ用のモビリティにご購入された方もおりました。

走行感もコンパクトだけに低重心からくる安定感は速度が遅くても変化がなく、原付未体験のお客様であっても違和感なくお乗りいただけることでしょう。足つき性も言わずもがな良好です。

またリアに一体デザイン化されたキャリアベースもしっかりとしたもので、ボックスなどのストレージを装着しても安定して走れることが可能です。


両極端な二台をご紹介いたしましたがそれぞれに適した使い方があり、EVの特性を加味したうえでお使いになるライフスタイルに合うか否かが最も重要となります。またこれ以外の車種もレポートを交えてご紹介していく予定ですのでどうぞお楽しみに。

(上記別日撮影:バイカーズパラダイス南箱根)

EVバイクのどんなご相談もぜひおまかせください、弊社では大変得意としておりますので用途に見合うEVライフを生活の一部にしていただくことが可能です。

今後常設展示車導入も予定しており、試乗車も刷新する予定でおりますのでどうぞご期待ください!

㈲笹本自動車整備工場