週末絶好の秋晴れの中、富士河口湖町のまちフェスに出展してまいりました。
今回の参加はコロナ禍での中止を挟んで2019年以来の出展でしたが、足を運んでくださった方も多くコンパクトな開催ながらも大盛況のうちに無事イベントを終えることができましたのでご報告いたします。
今回の出展のテーマは「防災」。自衛隊やJAFの展示のほか県薬剤師会や建機レンタルメーカー、特殊車両の展示など多岐に渡るジャンルが集合。
今回もオーナー有志によるボランティアEV車両の展示もテーマになぞらえたものを用意し、TESLAオーナーズクラブからも新旧全ラインナップ車両の展示が実現。
どうしても見た目の派手さに目がいってしまいがちですが電気を蓄えておけるものとしては最大級。車両からの出力はできないものの航続距離を含めた移動手段としてのEVの優位性は、もしもの時の給油制限等などに左右されないアドバンテージがあります。
また今回出展要請に快諾いただきました日産プリンス山梨さまからもV2H(車両を家庭の蓄電池とする設備)に関するご説明を交えてご展開を頂きました。
軽自動車EVのSAKURA(サクラ)も注目度が高く、人が途絶えることがありませんでした。こんなことからもEVに対する注目度も前にも増して高まっていることを感じました。
弊社からはXEAM山梨甲斐としてEVバイクの車両を展示。実は災害時においても電動モビリティは復旧の早い「電力」をエネルギーとするため機動力は高く、またUSBからの給電も可能なため手回り品の最もミニマムな蓄電池としても活躍できることもアピールさせていただきました。
驚いたのは関心を示してくださった方々の年代層が、若い方だけでなくご年配の方も多かったこと。メンテナンスのほぼ必要のないEVバイクはそれだけでも気軽にご活用できることに多く関心を示していただきました。
また観光拠点でのシェアサービスとしてのバイクを望む声も多く、観光で賑わうここ河口湖町でも周遊に利用してみたい、といったお話も多く聞かれました。「プラスワンマイル」のモビリティとしては自家用車よりも小回りが利き、自然の風景や風を自転車ライドのように感じ取れるものとして今後の普及も期待できることでしょう。
富士山のふもと、サスティナビリティを実践する町・富士河口湖の意識の高さをあらためて再確認でき、また来年もこちらに参加させていただけるように活動していきたいと思います。
㈲笹本自動車整備工場