SDGs活動:フードロスについて考える


今年度の最後のとなるSDGsセミナーに参加して参りました。

本年度最後となる今回のテーマはフードロスに関する「食」に関する持続性を考えるもの。一見弊社の業務内容とは関わりのないようにも思えますが、企業活動を広く考える上で人間の営みの源となる「食」の無駄を無くすことを改めて再考することで、自社の企業サイクル内での無駄をなくすことにもつながります。



根源となる全体比率の食品ロスに関しては、生産時に発生するものと家庭消費時に発生するものが実は質量的にほとんど変わらないというデータに驚きました。
このテーマを考える以前には利己主義による過剰生産がほとんどなのでは?といった疑念がありましたが家庭から発生する食品ロスも実はあながち少ないわけではない…この事実はそれぞれの個の意識の欠如によるものかもしれない、と思うに至ります。



無駄をなくす、といった口上では簡単ではある行為も行動に移した場合には実際難しいことが多々あると思います。

基本に立ち返りれば

  • 「必要なものを必要なだけ購入する」
  • 「コストに釣られた過剰購入を避ける」
  • 「購入から消費までのバランスを大きく崩さない」

 

事が小さなことからでも非常に重要となります。

実はこれ、車業界にも大きく関わる部分でもあると思っています。
不必要な燃料消費につながるアイドリングを止めること、過剰仕入れによる乱売、それらコストに釣られた粗悪品パーツを使用することで起こりうるトラブルを避けること、などはこれらと同じ理念であるように思えてなりません。

お客様にこういった理念の下で修理内容のご提案をしたりすることも、ひいてはSDGsの観念につながることにもなり持続可能な車社会を築きあげる重要な要素と確信してなりません。


※                        

今期一年を通じてSDGsの各ファクターに関わる勉強をさせていただいて企業活動の幅も大きく広がったように思います。
来年度はこの学んだことをステップアップした活動に昇華させることで、より意識の高い企業活動としてお客様に還元していけるよう努力を続けていきたいと思います。