卒FITを迎えたお客様へのご提案

聞きなれないワードかもしれませんが、売電期限を迎えた太陽光発電をEVに有効活用してみませんか?

先日のお客様との雑談の中から住宅のソーラー発電の買取期限が迫っている、というお話を伺ったので電気自動車を用いたV2H(ビークルtoホーム)のご提案をさせていただきました。

そもそも、ですが住宅用のソーラー発電は売電における期限を10年と定めており(FIT=固定価格買取制度)その期限以降は、

【1】継続して同じ会社に電気を買い取ってもらう

【2】電気を自宅に貯めて消費する

のいずれかを選択しなければなりません。【1】の場合には買取価格は大幅に安くなってしまいます。【2】の場合には蓄電システムなどの増資が必要でコスト的UPは必至・・・というお話の中から【2】のイメージに近いものでEV車を運用しながら停電等の緊急時には蓄電として活用する方法があります。それがV2Hシステムの導入です。

 

※日産公式サイトより引用

 

今回のお客様は通勤でお使いの車両をEVにスイッチすることで燃料代の大幅な節約にもなり、FIT後にはタダ同然の買取価格となってしまうであろう余剰電力を有効活用する意味でもメリットとなります。

また新車での代替えも考えておられましたが対コスト費用を考えれば中古車も立派なターゲットになりうることをご説明し、予算的にもミニマムな構成での運用ができることを説明させていただきました。

そこで今回仕入れたのが中古のアイミーブとなります。

アイミーブも息の長いモデルでしたがつい先日終売を迎え、惜しまれながらも幕を下ろしました。その中でも電池劣化の少ない個体を探し当てることが出来ましたのでお客様にも喜んでいただくことができました。

モビリティーとしての役目に加え蓄電池としての役目も求められるため「目利き」を問われる仕入れとなりましたが、こういった良個体の判断も最新鋭診断機を用いた診断を得意とする当社の強みでもあります。

もちろん機関の点検も一切を怠りません。経年経過の車両でしたので足回りの防錆処理はサービスにて実施。後日無事納車後、V2H運用も順調にできているとのご連絡をいただき安心いたしました。何よりEV通勤が快適!とのこと。これから環境に対しても勉強していきたい、といったお話までされて大変喜んでおられました。


今回のようなインフラにまつわること、EV車両の二次利用に関する情報なども得意としておりお客様のご予算に応じたご提案も丁寧にご説明いたします。お気軽にお問い合わせください。

 

㈲笹本自動車整備工場