ベースグレードを侮るなかれ

今年の6月にもレビューしました新型インプレッサですが最近になってこんな記事を多く目にすることはありませんか?

10/3付けスマートニュース リンクより:ソース元WebCGサイト様抜粋

 

デビュー時のインプレッションでも書きましたが「素性がさらにワンランク上がってとても気持ちの良い走り」とお伝えしましたが今ベースグレードであるSTグレードがちょっとした注目に。

それもそのはず、プライスが2WDで車両本体価格229万円~、AWDモデルでも252万円~と冷静に考えると昨今の軽自動車の販売レンジ帯。それでいて走りも上々な評価が多く、あえて今回それを試す機会をいただきましたのでレポートしてみます。


毎度おなじみ担当営業O氏が颯爽と連れてきたのは紛れもないベースグレードのST。カラーはサファイアブルーパールのAWD・ミドルアッパーモデル。カタログではパッとしない印象でしたがなかなか良い表情をしています。似た画角で2枚を企画すると分かりやすいかも。

メイン試乗は日中を確保。マンネリを避けるべく今回は日中の県立美術館へ。銀杏並木は少し早かったかも、ですが。

当社からは短い道中ですが軽快な走り出しと懐の深いサスの挙動は心地よく響きます。ひとしきり撮影後、日が落ち始めた昇仙峡に向かいます。このワインディングは様々な車両でインプレッションに使いますが、ベース車両であることを忘れてしまうほどの軽快感。ピーキーではないエンジン特性であるもなかなかのパワーがあり静かに加速していく様はSTであれどグランドツーリング。最近のhybrid車では得られない感覚がそこにはあります。

あまりの楽しさにあっという間に県道区間が終了。途中で写真を撮ることを忘れていたため日が落ちる間際を一枚。「山燃ゆる~」にはやはり早かったことを後悔、されどこの車の実力には正直非の打ちどころ無し、といったところでしょうか。同クラスの車両ではなかなか味わうことのできないレスポンシブルな感覚は冒頭の記事に偽りなしといえるでしょう。

 

気になる方もおられるでしょうから念のため同アングルでのカラー比較でもう一枚も貼っておきます。

写真ではベタっと見えがちですが照明下ではなかなかの色味だと思います。そんなことも思いつつテストドライブも終了。

ここで改めてコストパフォーマンスについてお話しすると冒頭の軽自動車と同じレンジ、というだけでは維持費等を含めると比較対象にはならないことは明白ですが装備の点でもアイサイトはクラス最新型、歩行者エアバッグなどはもちろん標準。

必要に応じてオプションを選択していく形となりますがはっきり言ってベースグレードでも十分すぎるほどの基本性能を持っていますからどんな方にも安心しておすすめができる車両だといえます。

この記事を見かけるようになってからお問い合わせも多いのでぜひ実車をご試乗いただければその素性のよさを実感できると思います。

 

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