SDGs活動:マイクロプラスチックについて考える

弊社のSDGs活動の中でも今回は他人事ではないテーマとなりうる海洋汚染ごみについてのフォーラムに参加してきました。

昨今海洋汚染の深刻な問題となっているのが家庭から出るとされているマイクロプラスチックごみ。普段何気なく使っているレジ袋やプラ製品などが排水から河川へ、河川から海へと流れる際に微細化されてマイクロプラスチックと呼ばれる処理が困難となるゴミへとなっていきます。

各ご家庭の意識も重要ですが、弊社のような事業で出るごみの排出にも今まで以上に気を使って分別や最終段階を考えて適正な処分することが大切となります。

当社でも扱うリサイクル部品などの梱包資材もこれらに影響するのでは、といった危惧があります。最近では過剰梱包などは少なくなりましたが、エアー緩衝材と呼ばれるものなどの利用が増え、ごみ自体は減量できているもののリサイクルマークの無い、いわば使い捨ての緩衝資材が目に付くようになりました。

 

 弊社としてはできる限りこれら緩衝材はコア返却時には再返却、また最終的には適切な処理をお願いすることで使い捨てにならない努力をしています。またリサイクル部品も発送前に荷姿を電話で確認し、最小梱包で可能なものはできる限りごみの発生しないやり取りができるよう依頼しております。

残念ながらSDGs活動をご存じない取引業者様もなかにはおられますが、パートナーシップでの目標達成がカギとなることからまずは弊社の活動をご理解いただき、理解を広めてもらう努力も行っております。

自動車業界では古くからリサイクルに取り組んできましたが、リサイクルの「その先」を考えることは今まで希薄だったように感じます。これからの使命として末端の私たちの会社レベルでも取り組めることを実践することが大事だと思っておりますのでこれから先、変化していくリサイクル方法にも順応できるよう対応していきたいと思います。

㈲笹本自動車整備工場