カードで学ぶSDGs

前回盛況のうちに行われたSDGsセミナーへ今回も参加してまいりました。
今回は環境省の方も講師に加わり、一歩踏み込んだものとして実践編の導入の部分からカードを用いたシナリオゲーム形式のもので一層の理解を深める、といったもの。自社でも提唱する以外のSDGs・ゴールファクターにも目を向ける機会としても有意義なセミナーとなりました。


この回も前回同様、富士河口湖町のお客様の主催のもとで行われ、多くの方が参加。中でも若い学生さんの姿も見受けられ、町としても積極的に学校教育の中にも取り入れられていることが伺い知れます。 


会場内もコロナ対策として、写真の通りの空間をとって開催。主催(クルー)の方々の気遣いも随所に感じられました。

最近TVでも特集を組まれる機会もありSDGsを目にする機会も増えたように思われます。ただしこれらを提唱するだけでは誰でもできますが、実践として取り組むには知識・理解とともに他の活動にも目を向けることも大事だとおもっております。

今回参加したカードゲームでは「経済」「環境」「社会」といった大枠で現在の世界がバランスをとっているのがよく判ります。これに「人々」「世界」といったキーワードを加えることにより与えられた使命が達成できるか(=目標となるSDGsゴールになりうるか?)ということを客観視できるものです。

それら手札のカードを組み合わせることで自身の思う目標ゴールを達成した時、結果として利己主義的な世相になってしまったり、経済優先の排他主義になってしまったりすることなく「経済」「環境」「社会」のバランスを考えたものに出来たか?といったことを視覚的にも見直すことで個人の観点からも意識を高めるのに役立つものでした。

結論でいるならばSDGsとは「バランス」の上に成り立っているものだと思います。

これらを再確認するうえでも今回の参加はとても有意義なものとなりました。自社だけでなくこの業会自体も、周りとの同調を考えながら研鑽していく必要がああることをあらためて再認識しました。

 

㈲笹本自動車整備工場