意外にも多くいらっしゃいます、軽・箱バンユーザー。最近ではお仕事だけでなく一般的なセカンドカーとしてお使いの方が増えました。
中でも5ナンバー(乗用車)カテゴリーでなく4ナンバー(商用車)を思い思いの用途に改造されて利用される方も。車中泊に特化して考えれば乗用1BOX車よりも快適といったご意見もありなかなか侮れません。
そんなお客様の多くがステップアップで考えるのがタイヤ。ドレスアップでインチアップしたりと考えがちですがそこは商用車。ホイールにもタイヤにも決まった規格を履かなければ車検も通りません。
というわけでノーマルサイズで選ぶと選択肢が少なく、商用タイヤでは乗り心地は二の次…とあきらめる方も多かったですが今回ここにきて新商品でお勧めできるものが出てきました。
YOKOHAMA BluEarth-Van RY55
「ブルーアース」ネームを冠したバン専用タイヤとはいえどんなもんだろう・・・ということで弊社デモカーに装着してインプレッションしてみました。まずは現物拝見。今回採用は145/80R12 80/78N LTという最近のサイズ。旧規格の145R12 6PRと同等ですが混用はできるだけご遠慮ください。
接地形状を最適化することで偏摩耗を抑制しスクエアショルダー採用により接地面積も拡大。これによりウエット性能の向上と耐摩耗性もアップとのこと。
確かにショルダーのしっかりとしたデザインで、よくあるバンタイヤのルックスとは一線を画します。
またまた登場、当社でしか見られない?であろうグルービングの超☆拡大写真。よく見ると立体的な裁断面が規則的に並んでおり排水性も良好な感じが見受けられますね。ラベリングは対象外のため表記はありませんが、ウエットa性能を誇るYOKOHAMA製品だけにBluEarthの名に偽りはないものと思われます。
ハイ、ここ重要!なのはフェイス面。タイヤの顔です。バン用は味気・飾り気のないものが多い中、デザイン的にはそこそこ優秀だとおもいませんか?(当社比)
・・・というわけで早速試乗してまいりました。
N2窒素ガスを定積載空気圧力にセットし、積載の少ない状態で走り出します。走り出しすぐに軽快な感じがあり、ハンドリングも素直。YOKOHAMA製品特有なアタリの柔らかさも乗り心地UPに寄与しており、とても好感触です。
なによりの誤算は静粛性。意外にも静か、と感じたのが60km/h巡行スピードの場面でパターンノイズも少なく乗用カテゴリーのタイヤといってもわからないほど。よく見るとパターンもM社製タイヤの○○にも似た感じですもんね。
ウエットを試すことはできませんでしたが、ドライブレーキング時もタイヤの細さからくる不安定感を感じさせないレベルなので十分合格点だと思います。
廉価タイヤもこのカテゴリーは多い中、この商品は比べてみると正直ちょっと高めです。ですが価格に見合ったプレミアム感があり、ノーマルタイヤや市販ラインナップにご不満があればぜひ選択肢にも入れてほしいタイヤだと思います。
9月までに当社で4本ご購入のお客様はN2窒素ガス充填(2,000円相当)をサービスいたします。
この機会にノーマルタイヤをグレードアップしてみませんか?
お問い合わせは当社まで!
㈲笹本自動車整備工場