どのメーカーにも言えますが日々進化し高機能を有するクルマでもいまだその問題が起こりうるのが「ブレーキ鳴き」です。お問い合わせを頂くなかでも多いもののひとつです。

平成30年1月16日 再編集しました。)

あのヒステリックな音は誰しもが不快に思うNO,1の異音でしょう。

 ←円盤状のものがローター、右端のかたまりがキャリパーです。

ブレーキ鳴きと一口に言ってもその原因は様々。列挙すると

  • ブレーキパッド、ローターの過大な磨耗
  • ブレーキパッドとローターのアタリ面の変化
  • サビや腐食による不均一な磨耗によるもの
  • キャリパー等の戻り不良などによる作動不良       etc・・・

といったものが主にありますが鳴く条件はさまざま・・・朝イチだけや雨の日だけ、もしくはたまにしか鳴かない、といったものまで個体差もあるのですが、実は鳴きやすいメーカーのクルマというものも存在します。しかしこれらの症状は大抵の場合効きが悪い、といった機能上の異常を伴うものではないため他社では修理として軽視されやすく、なかなか解決に至らないケースが多くみられます。最近では走行音の静かなHV・PHEV・EV車両も増えてきているので特に気される方も多いのも事実。当社では過去のさまざまな対処事例からトコトンまで原因追求・改善することをお約束いたします。

 

もちろん新品交換時の組付けにも当社では細心を払い整備しています。必要に応じてパッドの面取り加工や、組み付け時の摺動面へ使用するグリスなどは数種類を使い分けて鳴きへの対策を施して善処しています。

ブレーキ鳴きにお困りの方、ぜひ一度お問い合わせください。