まだ周知度が浅いパーツではありますがこのような取付事例もございます。
TESLA MODEL3 PERFORMANCEにお乗りのお得意様からのご依頼でなんとも近未来的なパーツへの変更依頼。
ヨークステアリングといってTESLAならではのカスタムパーツですが取り付け、特に取り外しが困難とのことでご依頼を頂きました。
道具もですが何しろネジが固い!とのこと。基本的には自己判断での使用目的パーツのため弊社からの販売は自粛しておりますが
現在の車検法規上では「車検を通せない理由」が該当しないため基本的には問題ないものという認識で多く流通しています。
今回はお客様もこれをふまえた上での交換依頼でした。
そもそもTESLA車専用と謳うにも理由があり、一般的な車両と大きく異なるのはハンドルの切れ角。「ロックtoロック」と呼ばれる左右の最大操舵が1回転で済むことでこの形状でも操作が困難になることはありません。(…が、慣れは必要)
またオートパイロットと呼ばれる自動運転機能や自動駐車機能(オートパーキング)もハンドル操作を軽減するためどうしても丸型が必要であることを求めません。
とはいえ万人受けするアイテムではないのですが先行する米国モデルはすでに最上級車種のMODEL SやXにも純正でこのハンドルが採用されて既に販売されています。
余談ですが先日発表されたLEXUSのテザーモデルにもこのハンドルが採用されていましたのでこの潮流はいずれ標準化されるものと思っております。
実際のところですが視界も広くなりカーブなどでもその恩恵を十分に発揮します。また意外(?)にも正しい運転姿勢になることから疲労感も大きく違うことに気付きます。
ただしデメリットとしてはやはり慣れが必要であり、とっさの操作時にロストしやすいことも考えられますがこれは装着される方が「なにを」求められるかによるところが大きいと思います。
弊社としてはどなたのご依頼も受け付ける、というよりは上記の内容をご理解いただきあくまで「自己責任」である要素が大きいことをご理解いただける方に限定いたしますがご相談はいつでも承りますのでご検討いただければ幸いです。
㈲笹本自動車整備工場