まずは今週末にかけてたくさんのご試乗をいただきました、ありがとうございました。
短期間にもかかわらず予想以上の反響で様々なお声を聞くことが出来ました。またご予約がなかったためにご試乗できなかったお客様もごめんなさい、このご時世ですので集中を避けるためにやむを得ずリクエストをお受けできませんでした。
これだけの人気でしたので、近いうちにアンコール試乗も追加する予定でおります。こちらの告知を今後もぜひお楽しみにしていてくださいませ。
さてそのLEVORGですが到着の夜に試乗レポートしてまいりました。新型ゆえの多岐にわたる機能をピックしてお話してまいります。
今回試乗のGT-H EXグレードはなんといっても刷新されたアイサイトXのことが中心となりますがまずは乗り味から。アイサイトを用いない運転でいつもの峠道を走ります。ここで速度域を問わず感じるのはアタリが非常に柔らかくなったこと。今までのスバル車は良くも悪くもソリッドな乗り心地という評価がありましたが、今回はそのカドが取れた、とでも言いましょうかシルキーな乗り味。お客様の中では高級セダンのような足回りになったね、とお褒めの言葉も。全座席でその快適感が味わえます。
電動パワステも円熟味を増したように思えます。違和感など、もうすでに感じるレベルではなくなりました。素直なハンドリンクに寄与しています。
遮音性も高まりましたね。まさに「格上げ」したフルモデルチェンジだと思います。
シフトレバー周りは今までのセオリーから少し嵩上げされコクピット感を演出。ニーホールドがしやすいので好感度高いです。
お次は真打のアイサイトX。真価は前提として自動車優先道路(高速道路を含む)で発揮されます。これらの自車ロケータ判断はセンターインフォメーションディスプレーの地図上の自車位置で判別。そのため一般道では作動しませんがアイサイトのバージョン自体は確実に進化。
- 渋滞時ハンズオフアシスト
- 渋滞時発進アシスト
- カーブ前速度制御
- アクティブレーンチェンジアシスト
これらをデモで体感されたお客様は大変感動されておりました。
それでも今回「自動運転」のキーワードをメーカーとしては述べませんでした。実質にはレベル2の要件を満たしているのは確実で何故?という疑問もありますが、今回のアイサイトXはそのベクトルとは異なる「運転の愉しさ」という点に重きをおいたことがわかります。
それゆえにそれぞれの介入動作も自然でドライバーの意思での動作にも妨げとなりません。
https://youtu.be/U1OGCgWcN20 アクティブレーンチェンジアシスト動画
いずれは完全自動に昇華する事が目的であると思われる中でこの部分を更にブラッシュアップしていく事が今後のSUBARU車の立ち位置を明確化していくのだろうと勝手ながらに思いました。
これは試乗されてみないとわからない部分でもありますのでご興味ある方はぜひいちどお乗りになられることをお勧めいたします。

ドライバーインフォメーションについても記述の写真の通り可視化された部分が精彩度を高め、違和感なく今までのUIからの大きな変化にも対応できるものとなっています。
空調やシートヒーターの設定ひとつにしても分かりやすさは良いですね。
新型UIでは取扱説明書を開くまでないほど直感的操作が可能です。
と、いった感じですがいかがだったでしょうか。
今後も小出しにはしていきますが気になった情報などはぜひお問い合わせいただければと思いますので今後の追加試乗もぜひお楽しみにしていてください。
有)笹本自動車整備工場