エーミングが自社対応できます

SUBARU看板ですのでそれ以外は…と思われがちですが他メーカーのガラス交換時のエーミング作業も可能です。

【注意】こちらは過去作成しました記事となりますが、現在も閲覧数が多いため新HPへスライドして記載しております。内容についてはご参考までとしてください。また詳細につきましてもお答えできかねる場合がございます。ご了承ください。

ー2018年12月13日作成ー

 

 

先日トヨタ・プロボックスバン(NCP165)のご入庫があり、事例として許可を頂きましたので実例をご紹介いたします。

このお客様は飛び石でガラス割れ(修復不可能なヒビ)にてご入庫されました。

搭載はToyota Safety Sense(セーフティセンス)のベーシック車両。単眼+レーザーのシンプルなものですが、フロントガラス交換後には「エーミング」と呼ばれる補正を行わなければ正確な動作を保証できません。

 

Eye-Sightについてはこちらの記事でも取り上げておりますが、それらと同様にチャートとスキャンツールを用いた補正を以下のように行います。

(以下はガラス交換作業後の流れとなります)

正確な補正をするために車両前後の水平を確認したり、車両中心に水糸を張って正確に基準線に各特殊工具類を配置していきます。なによりもこの作業が最も時間がかかり神経を使う作業となります。

チャート紙には段ボールを用いますが(トヨタではこれが指定)ターゲットと呼ばれる白黒2階層のマーキングを規定寸法の3か所に配置し、車両コンピューターと接続した診断機に実寸値を入力していきます。

車両内からの見た感じですが今一つピン!と来ませんね。というのも数値入力後は自動的に補正が行われ、3つのターゲットを「一括認識」というカタチで勝手に補正していくのです。

「勝手に」というのがキーで、最初の寸法取りと基準線配置を間違えたりズレたりがあると誤った補正をしてしまい正確な機能を発揮できないことにもなるのです。

というわけでこのルーティングに約1時間半を費やして補正も完了。

意外?にも手数の多い作業となります。また途中で別の作業も出来ないため掛かりっきりになってしまうのが難点ですが、当社ではアイサイト以外の他社自動ブレーキ付車のエーミング補正も行うことが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

 

㈲笹本自動車整備工場