年末所感として

いよいよ年の瀬も押し迫り毎年恒例の勝手な造語、「年末所感」を残しておきます。

今年もご新規のお客様をはじめ、昨年以上の新たな出会いと発見をいただいた一年でもありました。
電気自動車のお客様も着実に増えており、法人様のEV管理車両も増えてきましたがそれと同時にトラブル事象も増えているのが現実です。

ただしハードウエア的な故障は極めて少なく、そのほとんどが使い方に起因するものや充電に関するもの、後付け装置とのマッチングに関するトラブルなど既存の修理内容とは大きく異なる内容に日々勉強させられる毎日でした。
とはいえトラブルの際に弊社に頼っていただけることが何よりも自信にもつながりますし、ここ数年でシフトしてきたことが間違っていなかったことを実感しております。

そのうち少々意外だったのがネオクラッシックな車両のお客様やカスタム依頼のお客様も増えたこと、です。
前面に得意であることを押し出していないものの、部品の調達困難なものや他店で断られた修理の依頼が多かったように思いますが、もしかすると今年instagramとyoutobeのチャンネルに注力したこともありそれらの影響も少なからずや、だったのかもしれません。

拙くコンテンツ統一もないチャンネルですがありがたくもご登録100名に達しました。

この場を借りてご閲覧いただいた方、チャンネル登録いただきました方々にもお礼申し上げると共に、さらなる充実したコンテンツを目指して邁進いたしますので引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

で、結果として出来る限りを全力で対応させていただきましたが重整備に関してはお待たせしてしまう機会が増えてしまったり、即対応が難しかったりとご迷惑をおかけしてしまったのも事実。これは素直にお詫び申し上げますが年を追うごとにキャパシティーオーバーとなっているのも事実であり今後の課題となりうるものですので真摯に受け止め今後の課題と考えたいと思います。

 

業界的には物価高騰がすべてのキーワードとなってしまうほどすべての「モノ」の価格が上がってしまいました。
あくまで私感ですが「価格」と「価値」が乖離している品目も多いように思えるのも今年の兆候として感じられることでした。
おそらくこの先プロダクトとして生き残れるものは、どれだけ高価になろうとも「価格=価値」を創生できるものが真のホンモノとして残っていくのでは、と感じる今日この頃です。

それらの価値の中で近年ひときわ注目しているのが「自動運転」に関するムーブメントです。
ホットな話題としてつい先頃、米Waymo社が2025年初頭にテストを開始することも発表されました。
国産車だけに目を向けているとこのジャンルでも取り残された感は否めないですが、先に行われた米大統領選を軸にこれらに一気に注目が高まってきました。TESLAをはじめ、自動運転関連株も続伸を続けておりこれが何を示すかは来年には具現化すると思います。

↑先日updateされたTESLAのautopilot機能であるFSD13の様子。交差点等のブラインドスポットに近づくと俯瞰図とともに見えない車線も歩行者をも完全認識します。

 

その実証見地を得るべく来年早々にアメリカ・テキサス州に行くことが決定しました。
TESLAグループ・日本メンバーから私を含め6名が選抜されテキサスギガファクトリーやSpaceXへの見学の権利を得ました。
メディアを含め日本からは今回が初のツアーとなりネット情報だけではない有益な情報を得ることができるものと期待しております。

こういった情報も今までは当ブログにて不定期ながらも発信しておりましたが、タイムリーさやメディアコンテンツを優先して拡充すべくそのベースを先出のinstagramやyoutubeに移行することにいたしましたので引き続きご愛顧のほどよろしくお願いしたい所存でございます。

 

長くなりましたが来年も変わらぬご愛顧のもと、弊社をどうぞよろしくお願い申し上げます。

㈲笹本自動車整備工場  スタッフ一同