「スバルらしさ」がわかります

「実はこれも真面目に作ってます!」の担当営業O氏の声から本日はインプレッション用に配車していただきました。

新型インプレッサST-H AWDモデル サンブレイズパール(有料色)

こうして見てみるとまさに威風堂々、決して上位車種にも引けを取らないなかなかの筋骨隆々なボディ。今回のテーマカラーでもあるサンブレイズパールも万人好みとは言えずもこの車体に見事マッチしております。

初見、私も少なからず思っていた「クロストレックと一緒でしょ?」という部分は実は相違点のほうがさらに上を行き「このクルマにしてトータルバランスありき」を呈する見事な仕上がりとなっています。

 

今日は所用で甲府市内に行く必要がありそのお供に連れだすことに。内装、顔つき共にやはり「そんなに変わらないだろうなぁ」と失礼ながらも思いながら乗車ポジションセット。両モデル共通でシートに座ってすぐに感じるのは骨盤を支える構造を有するシート。実はこの数年のSUBARU車の中でも秀逸なシートだと思っていますが皆さんはどう感じられるでしょうか。

そして何の先入観もなく走り出し。(実はここがサプライズポイントだったりするのでした)走り出してすぐに「おっ」と気づくのはクロストレックよりもさらに上をいくかのような静粛性。ロードノイズも見事にゲインされていることが手に取るように分かります。

また回頭性も思ったよりも機敏にレスポンシブル。やばい、楽しいぞ!となり所用もソコソコに急遽遠回りインプレッション。

何だろう、「どっしり感」が増している感じはカタログアナウンスにもなかったのに高いグリップ感とロール/ピッチのマナーの良さが本当に気持ちよく「操る楽しみ」を再認識させてくれます。

で、後でクルマを降りて確認したらちょっと驚き。

サイズは奇を衒うものではない215-50R17ではあるものの、SPORT MAXX050が標準装着。

これはWRX S4やLEVORG2Lでもかつて装着されていたいわば純・スポーツタイヤ(現在では市販品も060+にブラッシュアップしました 前回記事リンク

運動性能の心地よさはかなりの割合をタイヤに依存するためこれには納得でしたが、これを静かに履きこなせることが少々驚きでもありました。

もしかするとタイヤで大きく「キャラ変」するのでは?と期待も高まりますがデフォルトのチョイスもなかなかの良味。

これはカタログでは伝えられない要素であることは間違いありません。

これはやはり乗ってナンボの感触であることには間違いなく、気になる方はぜひ試乗をお勧めするのですが外国車の同じセグメントにお乗りの方などにもぜひ評価していただきたいと思う一台です。

 

それをうまく伝える手段・・・と考えてまともに動画編集もできない拙者は今回、姑息な手段に出ます(笑)

ベタですが「風景とのマッチング」。いや、今回はこのカラーもありこのような写真が最もふさわしいのでは、と自画自賛。しかし撮影していくうちにいつしか確信に変わっていきます。

オプションのサンルーフがなかなか良いアクセントです。

「佇む(tatazumu)」、がテーマ。一見派手な色ですが見事マッチしていると思いませんでしょうか?

甲州夢小路のランドマークをちょっぴり広角で。オレンジですがパールの印象でここまで見方も変わります。

いつも山道ばかりだったので新鮮な感じ。ですが他の車両ではここをチョイスしなかったかもしれません。この意味が分かる方はぜひ実車をご覧になっていただきたいと思います。

 

 

と。久々にテキスト主体のインプレッションでしたがSUV一辺倒のご時世にもキラリと光るこの一台はどのメーカーと比較しても輝くものだと思います。

ご試乗、ご用命はぜひ当社まで!

㈲笹本自動車整備工場