初車検

導入後、初の一大イベント。車検に行きました。

自社でEVの車検を取ってみたいがゆえに導入したとも言えるTESLA。今週はこの検査レポートです。

この日は図らずも当社は「EVディ」。リーフとテスラのEV2台で検査場にむかいます。

テスラ に関しては納車整備済みでしたのでそのまま検査場に。リーフは当社で整備後の検査を受けます。

車検に際して予備検査場にて初期調整を行うのですがまずここで最初の問題が・・・

ブレーキテスター、検査モードで回すとパーキングになってしまうんです。おそらく車速が無いのに回生ブレーキが動作するので異常?と判断しPになるのでは・・と推測。

コレはとりあえずキャンセル。で車速検査。コレもDで回すもメーターはゼロのまま。おそらくGPS信号が車速を感知しないのでは、との判断でこれもパス。

というわけでライトテスターとサイドスリップのみ、という点検調整のみで検査の本コースに行きます。

※本来検査ラインは撮影禁止ですので先に取り付けたQー01ドラレコにてキャプチャしました。

 

順番が来て検査官が近付き、車の前でおもむろにフリーズ・・・ののちにインカムでなにやらゴニョゴニョ。検査票を手渡して車両確認の前に・・・

「これ、本当のEVですよね? 多分、県内で初かも・・・。分からないのでちょっと細かく教えて下さい」

との拍子抜けなお言葉。本当のEVって・・・確かにそうですが。。。

 

まずは車体番号確認から。当方のテスラ は初期の60モデルのため車体番号刻印がボンネットフード内のワイパーモーター付近にあります。ココです、と指差しますが車体の大きさゆえ小柄な検査官、爪先立ちでさまざまな角度から覗き込みますが悪戦苦闘・・・

検査官(以下 検)「信用しますので車体番を読み上げてください・・・」

いままでの経験上、絶対ありえないことです。しかしプライドを傷つけない事も大切です(笑)

これに続き灯火類点検。もちろん問題なくクリア。すると、

検「エンジン・・・いや、モーターを見せてください」

私「いえいえ、見えません。フルカバードされています。下を覗いて見てください。」

検「・・・ えーっ・・・ホントだ」

私「それもだけど、スピードとブレーキも予備検で出来ませんでしたよ」

検「え??・・・(無線にて再度ゴニョゴニョ)・・・では路上でその2点は確認します。」

ブレーキについては前車と距離をあけて検査官の合図で停止×2回でOK  ←え?それだけ??

 

次にスピードですが、これにはちょっと笑いをこらえるのに必死でした。

検「スピード検査はワタシが隣を走りますから走行して下さい」

私「走る?・・・は、ハイ」

それはレーンの空きを20km/h程で走りながら隣を検査官が追走する、というなんともシュールな絵。

誰か恥ずかしいので止めてください(笑)というくらい走らされたのち、これもOK。

諸元検査はこれでOKとのことでライン上ではライトテスター、サイドスリップの検査を行います。指示のあった4輪全自動テスターへ入ります。

・・・がココでも問題が。検査ラインが旧規格なのか、引いてある白線幅からいくと各テスターとのクリアランスが指一本程度(汗)。急遽検査が終わった当社スタッフに見てもらいながら、恐る恐る通過します。ただ通過するだけなのに普段利用している設備全てがブービートラップに思えてきました。

その後の最終総合判定では神妙な審議時間を経て無事終了、となりました。

実質の本検査は下記のの通りで1分程度。拍子抜けの車検ではありましたがよい経験と課題の再考のためにとても勉強になった気がします。

おそらく今後、既存のEVと違うテスラのようなものには、これらに対応するための検査ライン改修も必要となることでしょう。余談ですがリーフは一般の車両と全く同じ検査項目が必要になります。ただ排ガス検査が無いだけで。

ちなみに今回テスラ車検の内訳は納車整備済なので整備工賃は0円、重量税も0円(初回免除)、自賠責はリーフと同額、あとは印紙代のみだけですので実質は30,000円でお釣りが来る程度。実はアプルーブドのTESLAもメンテパック無しの方が初回車検はお得、ということも分かりました。

実際の検査票がコレ。左側テスラで右が一般的なガソリン車。下廻りはスルーだったので実質2項目のみの検査であることがわかりますね。

 

様々な意味で経験値がアップした車検体験でした。